1982-02-23 第96回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
その時代は供出時代であって、いわゆるやみ米というものが供出価格の何倍もする。したがって、十俵供出するよりも二俵やみで売った方がよけいな金が入る、それが全然所得から抜けたという時代がかつてありました。
その時代は供出時代であって、いわゆるやみ米というものが供出価格の何倍もする。したがって、十俵供出するよりも二俵やみで売った方がよけいな金が入る、それが全然所得から抜けたという時代がかつてありました。
当時の供出価格を知っておるか、こういうようなこともあって、盛んに責めておりました。 私はこのテレビを見ておって、私も少ない経験ではありますけれども、戦前、少年期、青年期を通じて小作のせがれに育ちましたから、多少農業問題についてはからだに感じているものがあるわけです。いずれにしても、私は、時代が違っても、農民というのは必ずあまりいい待遇を受けておらない。
いわゆる終戦直後のやみ値と強制供出価格の差の犠牲が論及されましたが、まだまだ多いんですよ。特に額に汗している農民階級に多い。戦争中徴兵保険というのがあった。これは満期になっても三百円か五百円しか取れない。娘が嫁に行くときのたんす、長もちという意味で、一日七十銭か八十銭の手内職で一カ月三円くらいの掛け金を十年かけて戦争になった。五百円受け取ったら座ぶとん一枚買えないという犠牲も、農民の中にはある。
たとえ生産者価格、供出価格が上がったとしても上げないということですね。これは、一般が上がっているから、バルク・ライン方式、パリティ方式で上がるおそれは十分ある。そこで、消費者価格は絶対に上げないとおっしゃるのですね。もう一度念を押して聞きます。
こうしたことから、毎日の生活資金の不足を補うために、悪いこととは知りつつも、なおかつ、やみ米の方が供出価格より安くても、やむを得ずやみ米を売り渡すというのが、やみ米の出回る第二の原因だと私は考えております。こうした原因が取り除かれさえすれば、いうところの法の権威も回復されると思います。
今、国内における供出価格の算定の内容、これについてもだいぶ議論があります。ありますけれども、やはり外国からものを買えば食管の会計からそちらの方にも出ていくわけだから、実質的に国内の市場に相当影響を与えるということがこれは常識じゃないですか。
農家の供出価格、政府に売ります価格と大体同じ価格でこの飯米を買うことができる、そういう買い方になりますような売却価格をきめておるわけでございます。具体的には第四条できめておりまするように硬質米地帯と軟質米地帯で若干値幅が違っておりますが、軟質米地帯につきましては六十キロにつきまして三千八百八十六円、硬質米地帯につきましては三千九百十円、こういうふうにきめておるわけでございます。
この農家から見ての実効価格を一〇〇としますと、やみ価格は一〇七・七%、供出価格が九二・三%というふうに、相当狭まっております。東北のところをごらんいただきますと、実効価格が 一〇〇で、やみ価格が一〇一・二、供出価格が九八・八というふうに、両者の関係は非常に近づいております。 それから、五ページをごらんいただきますと、やみ価格で、これは農家経済調査の物財統計による、うるち玄米一の価格。
このごろは、石炭代も上っておりますし、鉄道運賃も上っておりますし、何もかも政府はみな引き上げているのですが、そういう中で、この際むしろ米の供出価格と同じように、あるいはまた硫安だって、下げるというのを据え置きになっているのだから、むしろ上げてくれというのか、あるいはどうなるのか、あなた方が主張される収納価格の科学的な計算による結果を、一つ聞きたいと思います。
(拍手)社会党組みかえ案によりますれば、防衛庁費一千億円から七百億円を縮減するとか、防衛支出金はこれを全額削除するとか、公務員の給与を一律月額二千円増額するとか、三十一年度産米の供出価格を一石当り一万二千円とするとか、また、歳入面におきましては、一挙に六百二十四億円の法人税の増額をするとか等々、現実を無視し——ただいま、淺沼君は、現実を無視して政治はないと言われましたが、この現実を無視して、とうてい
さて自作収益価格をどういう工合にして計算をしたかと申しますと、そのときには、米の収入——これは平均の反収に米価をかけまして、これは供出の分は供出価格をかけまして、それから自家保有分は消費者価格をかけまして、その結果収入が出るわけです。それから今度は支出、コストの方をその当時の調査に従いまして計算をいたしました。その計算に基いて収入から支出を引きますと、その差の収益が出てきます。
これが供出米と言いますか、政府の買入れた米の半数以上を占めておるだろうと想像される東北方面におきましては、むしろ昭和二十九年産米の超過供出価格一万四百円以下で農家が売っているというような事実が数字の上に出ているように思うのであります。こういうような事態がありますことは一体原因がどこに所在をしているか。
おそらくある程度の腹案としての考え方は持っていらっしゃると思うのですが、問題は現在の税法からくるところの供出価格に課税した場合の徴税の方法、それが大体幾らなるかということは、これは調べなくてもわかっている。百二十二億。だからおそらくそういう観点に立たれて減税の処置の問題を考慮されている結果がここに百円の減税という問題が出てきたのだろうと思うが、河野さんは全然違うのですか。
もう一つは、これは政府から配付された官報による資料でありますから間違いがないと思うのでありますが、生産者の、要するに販売実数価格といいますか、政府供出価格と、やみで流した価格とのいわゆる実数価格というものは、二十八年が一万一千七百六十九円、二十九年が一万二百二十四円であります。
————————————— 本日の会議に付した事件 本年産米の作況、供出、価格等の問題に関する 件 —————————————
現に私が一番よく承知いたしておりまする葉たばこの供出をしている農民は、葉たばこの供出価格が非常に安い、或いは葉たばこ耕作組合調べが生産費をも割つているだけでなしに、専売公社の調べた生産費をも実は割つていることは、これは調書ではつきりいたしておりますが、従つて同じ大蔵省でやつていることだからして、葉たばこの供出代金の値上げをしてくれないならば、税金をまけてくれということは数年来言い続けていることであります
ただ安いか高いかということだけになりますれば、まあ企業の問題は別としましても、例えば杉山委員のお挙げになりましたたばこの収納価格の問題とか何とかというものについては当然同じような議論が出て来るでございましようし、或いは米の供出価格の問題などにつきましても、まあ早場米供出、超過米供出の問題はまあこれは別の議論でございますが、今のような政府の買上程度であるならば、これは基本米価が高いから云々という、安いから
あなた方の机上の計算はどういうことになつておるか知りませんが、要するに三等標準で、三等建値で供出価格をきめておきながら、事実上においては三等以下の格付をされた米はほとんど供出数量の五〇%近いものがある。
○政府委員(前谷重夫君) この国内の買入れ費は二十九年産米の買入れ予定価格でございまして、それは義務供出と超過供出との割合を、先ほど申上げましたように二千三百万石と四百万石、細かく申上げますと四百二十二万石が超過供出になるわけでございますが、これの部分につきましては現在と同じ超過供出価格、こういうことにいたしておりますので、これを全体的に引延ばしまして、七千七百円の基本価格、完遂奨励金、先般の完遂奨励金
食糧管理制度につきましては供出、価格、配給等の面において再検討の必要があるものと考えておりますが、何分国民生活及び農家経済に重大な影響を与えるものでありますから、今回設置された食糧対策協議会の審議を待つて慎重に措置することとし、今回は現行の線を踏襲いたした次第であります。
それからもう一つは、いつも言うのですが、米のほうはとにかく供出価格で、麦のほうは農家の希望によつて買う支持価格である。私は多少江田さんと違うので、価格の形成は多少違つてもいいのではないか、違い方は要するに米のほうが有利だ、麦のほうは支持価格だ、そうなつて来れば減収加算について米のほうにベーターを加えることは逆なんですよ。